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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】
[197]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/08/26(木) 18:05:49 ID:???
>>196
松山が連続で覚醒し、今では日向以上のシュート力になったこともそうですが、
支援要員のカシムの怪我で離脱、指揮要員のミネルバの交代など、
魔法ブースト込みなら十分越えられる壁がとても高くなってしまいましたからね…
更新の前に…現在の森崎のガッツ表記を忘れていました。こちらになります。
※森崎現ガッツ 540/540→110/540
================
>H 松山の体力切れ、使ってない手札もあると味方を鼓舞する
森崎「………くっ」
体中の痛みをこらえ何とか立ち上がった森崎の視線は、見事にゴールを決め、
大勢の仲間たちから手荒な祝福を受けている松山に釘付けだった。
彼は今、その名の通り光り輝いていたからだ。今の自分の手では絶対に届かない栄光の真っ只中にいたからだ。
森崎「(松山…Jrユース時代はこれといった武器が無く、いかにも平均的、オールマイティ、
器用貧乏という言葉が似合っていた、それだけの存在だったはずなのに)」
中学を卒業し、あの激闘からすでに2年近くの時が流れていた。
いま、目の前にいる一人の猛る若き荒鷲は、明らかに自分の力を超える選手として立ちはだかっていた。
森崎「(だが……まだだ。まだ…諦めるわけには……)」
絶対に諦めない。この言葉を信条とし、これまでのサッカー人生を生き抜いてきた。
だが、残り時間を考えれば、あのマンチェスター相手にこれから逆転することはほぼ不可能に近い。
それでも森崎は諦めるわけにはいかなかった。このチームの指揮官として。キャプテンとして。
試合終了の笛が鳴るその時まで。敗北の宣告が言い渡されるまで。
どれだけ惨めに思えても、周りから嘲笑されようとも。絶対に自分から試合を投げることだけは出来なかったのだ。
森崎「(今の俺にできること。それは……)」
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0ch BBS 2007-01-24