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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】


[235]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/27(金) 20:01:41 ID:???
シューマッハ「ふん…無駄な足掻きを。ボア司祭、魔法での援護を」

ボア「うむ…だが、どうやらこれがこの試合最後の魔法になりそうじゃ。
   しかし残り時間から考えれば特に問題は無いであろうて」

シューマッハ「(しかし、助かったな。もしも前半から今のようにミドルシュート攻勢で迫られていたら…)」

シューマッハは自多共に認めるほど飛び出しに特化したキーパーと言える。
もちろん通常のセービングが苦手というわけではない。しかし、やはり
『ミラクルウォール』という必殺技に頼ることになり、体力の消耗も激しくなる。
ボアの魔法ブーストの消耗のことも考えれば、アカネイア陣営が
空中戦にこだわってくれたことは彼にとっては大いに助かっていたのである。

シューマッハ「だが、時すでに遅し。もはやお前たちが俺たちに追いつける時間は残されてはいない!」

腰を深く落とし、集中力を高める。彼の持論に基づいたセービング技術、ミラクルウォールの準備に入る。

アベル「くっ…頼む!せめてあのキーパーまでは届いてくれ〜〜〜!!」

ブオンッ!グアアアアァァァァッ!!

アンナ「アベル君、ふりかぶった!これはパンサーファングの構えか〜〜!?」

森崎「(マルス……アベル……俺は…俺は……)」

森崎は光を失った瞳で、ただ遠くから眺めることしか出来なかった。
己の弱さをひたすら悔いながら、親友のシュートの成功を祈ることだけが、
今の彼の唯一出来ることだった。


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