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1- レス

【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】


[264]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/08/28(土) 12:31:27 ID:???
早田「……まぁ、な。…森崎はな、俺にとっても大事な仲間なんだ。
   だからって訳じゃねぇが…あいつにはいつも強気でいて欲しいっちゅーか…
   あんな、情けねぇ姿をさらして欲しくねぇっちゅーか…その、なんだ?」

レナ「クスクス…森崎君は、本当に良い仲間に恵まれているのですね。
   …早田さん。彼の今の境遇は決して乗り越えられない試練では有りません。
   ですから…どうか、見守ってあげてください。彼ならば、きっと大丈夫ですから」

早田「ああ。そうしておくよ。俺もちょっと熱くなりすぎちまってたみてぇだからな。
   そんじゅあまぁ、残り時間も少ないが宜しく頼むぜ、美人の姉ちゃん!」

ダダッ!

レナ「まぁ…(早田…さんですか。本当に森崎君のことを真っ直ぐに心配しているのね)」

森崎は今、自分の実力に疑問を感じ落ち込んでいる。だが、きっと大丈夫だ。
なぜなら彼のように森崎を心配し、彼の再起を願う人がこんなにもいてくれるのだから。
そしてフリーキックを得たレナたちは、おそらくこれが最後の攻撃に
なるであろうと重い、全員が集まり作戦を練っていた。

ジュリアン「ちいっ!あの剃りこみ野郎め!レナさんに何かあったら
      いったいどうするつもりだったんだ!」

声を荒げて早田のいる方を睨みつけるジュリアン。
いつもならそんな彼を宥めるアベルは犯したミスのショックで完全に沈黙している。

マルス「もう残された時間はロスタイムだけ、か。…何が出来るだろうね、今の僕たちに」

自嘲するかのような渇いた笑いがマルスの口から漏れる。普段の彼からは考えられない光景だ。
それほどまでに、アカネイアのメンバーは打ちのめされていたのだ。
なにより心の柱でもあり、キャプテンでもある森崎があの状態なのだ。
これでまだ心を強く持てと言う方がおかしいのかもしれない。


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0ch BBS 2007-01-24