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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】
[314]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/08/29(日) 20:21:04 ID:???
コイントス→ 5
>奇数→ヒューガーのボールから
コイントスを当てた日向は迷うことなくボールを選ぶと、
意気揚々とセンターサークルにボールを置き、キックオフの笛を待つ。
彼の左にて腕組みをして経つビクトリーノは、呆れたように息をつく。
ビクトリーノ「(いきなり撃つ気満々ですって顔してやがる…まぁいいさ。
あのサンパウロにキーパーもアカネイア戦で見せたように
並大抵のキーパーではないからな…)」
体格的にもグラウンダーでのキック力ではどうしても日向には勝てないと自覚している彼は
このチームのために自分に何ができるのかを、昨日の夜考えていたのである。
ビクトリーノ「(…なぁサルバトーレさん。本当に…本当に俺に適正があるのか?
長年ウルグアイには司令塔が欠如してると言われてきている。
そして、俺には…将来ウルグアイナショナルチームの『司令塔』として
活躍してもらいたい、そのためにも今のうちから周りの選手を使っていくことを学べと…)」
ビクトリーノとダ・シルバが現在所属しているモンテビデオユースのトップチームにて
絶対的なストライカーとして君臨している『機関銃』と称されるサルバトーレという選手がいる。
彼をはじめFWにはルーベン、DFにはウーゴなどの中心人物がいるが、
肝心の中盤を支える選手が近年全く育っておらず、このままでは他のチームに確実に劣ると予想されている。
それを憂いたサルバトーレは、ユースチームにてメキメキと頭角をあらわしている
ビクトリーノに対し、FWではなく、攻撃的MFとして動けるようにしてくれと言ったのだ。
ビクトリーノ「(…あの人は言った。将来ウルグアイを支えていくのはこの俺の力だと。
だが、今のままではこの私が引退するまで君の出番は無いとまで言った…
まったく、酷い言い草だよ。でも、それほどのことを言っても許されるほどあの人の力は偉大だからな)」
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0ch BBS 2007-01-24