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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】
[337]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/08/29(日) 23:23:34 ID:???
陽子「(ふーっ。レナート君の発奮でチームの雰囲気は上々ね。
いきなり総崩れにならなくて本当に良かったわ。それにしても……)」
陽子は肩をいからせながら自陣へと戻っていく日向の姿を見て、胸元に抱えるスコアブックにペンを走らせる。
陽子「なるほどね…今のところは日向君の方が圧倒的にリードといったところかな。
さっきの森崎君の成績があれじゃあね…この判断もしかたないんだろうけど」
兄の宗政の指示で、陽子はこの大会で森崎と日向の優劣をつけるよう言い渡されていた。
そして、先ほど3失点という屈辱の結果を残した森崎と比べていきなりのゴールを見せた
日向の評価は彼女の中で急上昇していたのである。
陽子「(でも、このサンパウロ相手にそうそう簡単に点を奪えるかしら?
彼らは怖いわよ?いくらあの翼君が所属していたとは言え、
あの伝説のスーパーストライカー、ジャイロ氏の後を継ぐといわれる
カルロス・サンターナ君擁するフラメンゴを倒してリオカップ覇者になったんだから)」
少し幼さの残る無邪気な笑顔を浮かべつつ、陽子はレナートたちに声援を飛ばした。
陽子「まだまだ勝負はこれから!みんな、落ち着いて攻めていきましょう!」
一同「「「「「「「「「「「おう!!」」」」」」」」」」」
ピイイイイイィィィッ!!
アンナ「さァ、ここでフォーメーションに少し動きがあった模様。
サンパウロはどうやらドトール君とアマラウ君を中盤に上げ、
攻撃的な布陣へと切り替えてきた模様ですね」
ニーナ「少しでも早く同点にしておきたいのでしょう。
しかしその分守備が少し不安な陣形になっていますね。
果たしてこの策がうまくはまってくれるのかがこれからの見所ですね」
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0ch BBS 2007-01-24