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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】


[688]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/06(月) 21:23:39 ID:???
その夜。先日に続き、アリティア王宮では4チームの交流会が行われた。
立食ながら、和やかなムードが漂うパーティは戦いの疲れを癒すには十分なもてなしだった。
森崎は近くの皿から適当に果物を掴むと、心ここにあらずと言った感じで口の中に放り込む。
ハーフタイム中、アベルを探すのに協力してくれた道具屋の女主人ララベルの言葉を思い出していたからだ。

森崎「(指揮官として、キャプテンとして、俺がしなければいけない義務と責任…か)」

要は仲間と会話し、不安を取り除いたり一緒に特訓をすることで、
少しでも勝利できる確率をあげろと言うことなのだろうが、
2戦連続の敗戦により、森崎自身の心も既にボロボロの状態であった。
弱気の虫が自分の心を次々と食いつぶしていく。腹は膨れるが、心はすかすかの穴だらけのように感じていた。

森崎「……俺は自惚れていたのか?いや、そんなことはない。
   俺は何時だって全力で…頑張ってきた。どんな困難も乗り越えてきた…つもりだった……」

これほどまで落ち込んだのはオグマを失った日以来だろうか。
あのときはアベルとゴードンが自分を励ますために色々としてくれたが、
今はゴードンも既に鬼籍に入り、アベルの姿は相変わらず見えない。

そんな中、彼の近くに寄って来た者がいた。その人物とは――


だーれだ?→ ! card

!と cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ→モロドフさんだ。なにやら分厚い本を抱えて難しい顔をしているが…?
ハート→松山と早田だった。落ち込む自分に檄を入れに来たようだ。
スペード→レナートと陽子さんだった。なにやら明日の試合でアドバイスがあるらしいが…?
クラブ→日向だった。明らかに自分を見下している卑劣な眼差しだ…
JOKER→アンナさんだった。何か手に道具を持っているが…?


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0ch BBS 2007-01-24