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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】


[723]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/07(火) 21:33:16 ID:???
>>722
試合前の号令で、マーク指定ができるようにしておきます。
誰かにガチガチにマークをつけておきたいのならそこで。
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>A成長が伸び悩んでいることを話す

森崎が持ちかけた相談は、自分のキーパーとしての実力が伸び悩み困っていると言うことだった。
この1年で、自分の力は大きく成長したと実感する。だが、最近では
パタリと成長が止んでしまった錯覚を覚える。
どれだけ鍛錬しようとも訓練に励もうとも、少し成長の兆しが見えないのだ。

シューマッハ「…………」

シューマッハは森崎の言葉に適度に相槌を打ちつつ、間が持たなくなりそうになったらぽつりと言葉を返す。
聞き上手な人間とはこういう人のことを言うのだろうか。気がつけば森崎はシューマッハに対して親身に話をしていた。
同じゴールキーパーとして、アスリートとして森崎の話は興味深かったのか、
シューマッハもしっかりと森崎の言葉を受け止め、何かアドバイスできないものかと思い悩む。

シューマッハ「成長が止まる、か。お前の体がよほど早熟型で無い限り、
       それは一時的なものだと考えて置いた方がいい。
       今は能力が落ちないように、あまりハードなトレーニングは行わず
       安定を心がける練習に取り組んだ方が良いだろう」

森崎「だが、周りの連中が次々と成長していくのに不安を覚えるんだ。
   このまま俺だけ取り残されちまわないか…この大会だってそうだ。
   俺たちアカネイアだけ、圧倒的に成績が悪い。このままじゃダントツの再開だ。
   主催者側のチームとしてあまりにも情けないと思うんだ…」

シューマッハ「(…なるほどな。先ほどの喧騒も抑えても溢れる不安から、か)」


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