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1- レス

【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】


[848]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/11(土) 20:43:36 ID:???
〜ヒューガー〜

リフ「さて、シスターレナ殿。この私にいかが用ですかな?」

この大会ではアカネイアの選考に漏れてしまい、ヒューガーに所属しているリフ。
同じ杖使いとしてレナはリフに今自分が抱えている悩みを打ち明けていた。

リフ「確かに今アカネイアには試練が続いていますな。
   敗戦に続く敗戦。決して実力が激しく劣っているわけでもない。
   しかし我々杖使いは戦場と同じくサッカーでも後方支援に徹することしか出来ない…
   それがもどかしくてたまらない。そういったところですかな?」

レナ「はい。この苦難を乗り切るために、リフ様のお知恵をお借りしたいのです…」

そう言うと、レナは白く透き通る布を取り出す。それはまごうことなき『天使の衣』
オレルアンカップでMVPをとった彼女に与えられた景品である。

レナ「この衣の魔力があれば、体力を大幅に高められると聞いています。
   明日の試合の為に、誰かにこの天使の衣を譲りたいのです」

リフ「…なるほど。体力を多く消費する方の為に、この衣を役立てて欲しい。
   だが自分の判断だけでは誰に委ねるべきか分からない、と」

レナ「僧侶リフ様。おねがいです。あなたほど高名な僧侶ならばきっと良い知恵をお貸ししてくださると…」

この2戦で最も苦しい思いをしていたのは実は彼女かもしれない。
自分はただハーフタイムで回復の杖を使うことだけでしかチームに貢献することが出来ない。
聖女のように優しい彼女だからこそ、敗戦で沈む仲間たちの暗い顔をなんとかしたいと強く願っていたのだ。

リフ「分かりました。私個人の考えとしては…あの者にその衣を託すべきでしょう」


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0ch BBS 2007-01-24