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【アリティア】ファイアーモリブレム19【最大の危機】
[852]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/09/11(土) 21:18:08 ID:???
松山との特訓を終えた森崎が自室に戻ろうとする頃。偶然部屋の前を通り過ぎたモロドフと目が合う。
モロドフ「おや、森崎殿。もう他の者たちは床に入っておりますぞ。
明日はいよいよヒューガーとの直接対決。いくら2試合目といっても
しっかりと体を休めておくことが指揮官としての義務ですぞ」
森崎「ああ、分かってるさ。俺って昔からこうして体を少し疲れさせないとなかなか寝付けなくてさ」
少し苦しいいいわけだったが、モロドフは笑って聞き流してくれた。
モロドフ「私もヒューガーの監督代行として、初心者ながらしっかりと指揮をしていく所存ですぞ。
森崎殿もしっかりと仲間を鼓舞し試合に臨んでくだされ。
全敗などという汚名をこうむれば、次の大会では他のキャプテンを用意しろと言う文句が出ないとも限らんしな」
森崎「うぐっ……」
サッカーのキャプテンとしての信頼が失われてきていることは薄々だが感じている。
顔を引きつらせながら森崎はモロドフの小言のような忠告を聞く。
モロドフ「……森崎殿。負けることは辛いかね?」
森崎「あ、あったりまえだろ!誰が好き好んで負けるかよ!
俺はこの数年間ずっと負けることはなかったんだ!ずっと勝ちつづけてきたんだ!」
誰も好きで2連敗もしたわけではない。中学3年間を公式戦無敗で終え、
国際Jrユース大会を優勝したという実績とプライドが森崎の中にはある。
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0ch BBS 2007-01-24