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【逆襲の】キャプテン霧雨57【黒豹】


[61]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/08/24(火) 23:21:56 ID:???
依姫「(私があの連中に遅れを取っていなければ……。…?)」

自分が弱かったせいで、と自分を責めた時。自らの実力を疑った時、依姫にふと閃く記憶があった。
同じように、チームのお荷物でしかなかった時期。
そう、星蓮大会での散々たる記憶である。

依姫「(あの時は………ひたすら、実力をつけるために、サッカーに慣れるために…。
     つまり、今も同じく………)」

魔理沙「(…そろそろ頭上げても大丈夫かな)」

こいし「(もう自分でお茶入れちゃおうっと)」

依姫「魔理沙!……あ、大声すみません。…えっと、一つ、お願いがあります」

魔理沙「え?」

あれ、お願いという展開だったか、と思いつつ顔を上げる魔理沙。
そこには、何やら真剣な表情の依姫。

依姫「以前のように、私を鍛えてはもらえないでしょうか。今のままでは…!」

魔理沙「(鍛える、だぁ?無茶言わないでくれよ、こっちも手一杯なのに)」

必死な様子で、魔理沙に逆に頼み込む依姫。
魔理沙は鍛える、という言葉に難しい顔になる。
というのも、魔理沙も幻想郷の頂点たるFWを目指し特訓している最中であり……
他の誰かのコーチングをしている余裕は、今の魔理沙にはなかった。


0ch BBS 2007-01-24