【逆襲の】キャプテン霧雨57【黒豹】

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【逆襲の】キャプテン霧雨57【黒豹】

[660]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2010/09/01(水) 01:12:35 ID:???
カノーバ「（怪我のことなど考えるな！
　　　　　　　俺はあのシュートを……止める！！）」

だが、それを見てもなおカノーバは戦意を喪失しなかった。
実力が足りなければ、自分の限界を超えるだけだと、怪我の痛みも省みずにボールに拳を向ける。
明晰な読みから導き出される、最良のタイミング。
彼の今できる最高のセービングで、魔女の魔砲を迎え撃った。

カノーバ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ！！！」

ゴグォッ……！！

ビクトリーノ「か、カノーバあああああああッ！！」

ビルト「カノーバ様！！」

カノーバ「（押し……戻せた！！よし、後は体重を前にかければ……！！）」

どんな無様な体勢だろうと、止めればそれで御の字。
そう思ってしまったから、頭から抜け落ちてしまったのだ。このシュートが、先ほど彼のグローブを裂いた事を。

ギュルルルルルルルルゥゥッ！！！
バチィッ！！

カノーバ「な、なんだ……とぉッ…！」

ピイイイイイイイッ！！！

ビクトリーノ「か……カノーバーーーーーーッ！！！！」

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0ch BBS 2007-01-24