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【明日の色は】黄金のジノ2【どんな色?】
[810]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI
:2010/09/22(水) 21:31:45 ID:???
E オランダ時代について
ジノ「…迷惑でなければ、オランダ時代の話を聞きたいんだが。」
ジノは、一瞬躊躇った。
今の、マーケットが閉まる前の時期に入る選手は、実績があるか、問題児の二つに一つだ。
リブタ「…気にしなくていい。実際にクラブに干されたのは、事実だからね。」
リブタは苦笑しながら、それでも懐かしそうに微笑んだ。
リブタ「…ユトレヒトのユースから、トップに昇格したのが去年か。
同期にイスラスというヤツがいたんだが、良いヤツだった。」
リブタは、そう言うと何か諦めたような声で話を続けた。
リブタ「…オランダユースは、アヤックスのユースチームが中心だった。
そこに異物が入った。それが俺とイスラスだ。
クライフォート達に、散々嫌がらせをされてね。精神的に病んでしまったイスラスが、代表を追放されたんだ。
…俺は、クライフォート達の悪行を監督に申し出たが、チームの中心を追放するわけにはいかず、俺が悪者になった。」
ジノ「…酷いな。」
リブタ「人間としては最悪でも、選手としては最高レベルだからね。仕方ない事さ。
…クライフォート達から嫌がらせは受けたが、仕返ししたらピタリと止んだな。」
ジノ「………仕返し?」
ジノの言葉に、リブタがニヤリと笑う。
リブタ「…なぁに。水筒に岩清水を入れてあげただけさ。」
ジノ「……怒るだろ、普通。」
リブタ「クライフォートは、ああ見えて小心なんだよ。だからつまらんイジメをする。」
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0ch BBS 2007-01-24