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【明日の色は】黄金のジノ2【どんな色?】


[941]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/09/26(日) 12:45:04 ID:???
★サウザーの連れ ダイヤQ ★
ダイヤ…トキ、カイオウ

トキ「私も行くか…。十字陵の建設や補修で怪我をした人もいるだろう。」
カイオウ「うぬが行くならば、俺も付き合おう。…久々に母者の顔も見ておきたいしな。」
サウザー「よかろう。」

サウザーは、威厳たっぷりに先頭の車に乗り、 ジンジャーエール をあおる。
次はカイオウ。カイオウは紫外線を浴びたくないから、という理由で甲冑だ。
トキ「兄者…熱中症にかかるぞ…」
トキは歩きだ。健康にウォーキングは欠かせない。それがトキの持論である。
カイオウ「うぬが心配する事ではない。…トキよ、相変わらず優しいのだな。」
甲冑を着込んだカイオウ。カイオウを見るトキの目は、ラオウ同様に優しい。
トキ「……しかし、わからんものだ。私がケンシロウの敵に回るとはな……。」
サウザー「お前も兄である前に、人間だという事だ。」
トキ「むう……。」
偶像崇拝にも似た思い。報われる事のない思いが、トキを鬼にした。

ラオウは現在、マイホームパパとして隠居中だ。
奥様の尻に敷かれ、息子の世話をし、これまで獲得した財宝と支持者に支えられながら細々と暮らしている。
ラオウの息子の母親は、海のリハクの娘だと予想するのは、中の人だけでないと信じたい。

カイオウ「…ラオウまでも女人にうつつを吐かすとはな…。」
カイオウは、障気とも溜息ともつかぬ息を吐き出し、頭を振った…。
ラオウ「兄者。息子はいいぞ?」
カイオウ「惰弱な!」
すっかり柔和になったラオウ…。そんな弟など、見たくなかったし想像もしなかった。
そんな時に会った、サウザー。彼の思想に共鳴したカイオウは、サウザーの仲間になったのだ。


0ch BBS 2007-01-24