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1- レス

【宿命ありき】ファイアーモリブレム20【森崎VS日向】


[152]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/14(火) 19:54:59 ID:???
よっ!未来のブラジルキーパー!→ クラブ6
>クラブ→あれくらいは止めて当然だろう?君ももう少し頑張りたまえ(鼻で笑われる)
===============
レナート「…………」

森崎の尊敬の意は残念ながらあっさりと斬り捨てられることになる。
しかしこれは互いの国の事情が問題であったのだ。
国内でNo1キーパーとして活躍…もとい頂点に君臨し下を見ることが無かった森崎と違い、
レナートは並み居る強豪たちと毎日のように死闘を繰り広げている。
それにより腕の良いキーパーを見る目の肥えさが圧倒的に違うのだ。
レナートにとっては森崎レベルのキーパーに尊敬されても全く嬉しくも何ともなかったのだ。
逆に、この大会中最も成績の悪い森崎に対して苛立ちの感情を隠せなくなってくる。

レナート「人のことをどうこう思う前に、まずは自分の実力にもう少し磨きをかけたらどうだ?」

森崎「なっ…!?」

レナート「……仲間の前ではないから言うが、俺の実力はブラジルでは精々中堅レベルだ。
     お前みたいな自分のこともままなら無いくせに憧れだとか夢だとか語る奴見るのは腹がたってくるんだよ!」

森崎「ぐっ……」

森崎は言い返すことができなかった。残念ながら彼の言うことは最もだからだ。
自分のような中堅レベルに憧れる暇があるのならもっと自分を鍛えろと。レナートはそう言っているのだ。

レナート「話はそれだけか?じゃあな」

スッ……

レナートは無言で立ち尽くす森崎の横を通り過ぎるとサンパウロの控え室へと戻っていく。


0ch BBS 2007-01-24