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【宿命ありき】ファイアーモリブレム20【森崎VS日向】


[268]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/17(金) 20:47:10 ID:???
選手交代!→ クラブ6
>クラブ→ビラク
=========
リッキー「俺の代わりをしっかり果たしてきてくれよ!」

ビラク「心得た。俺の出来うる限りの最大限のことを果たそう」

リッキーはビラクの背中を軽く叩くと、大きく息をつきながらベンチへと体を預ける。

リッキー「(とはいったものの、アカネイアの選考から漏れた言わば二軍メンバーだろ?役に立つのかアイツ?)」

パオラやナバールなど、選考外の中にもそこそこ動ける選手はいるが、あの赤髪の青年の能力は全くの未知数だった。
ビラクは様々な事情により大会途中からマンチェスターに合流したメンバーである。
まだ正式に森崎たちに挨拶はしておらず、殆どの者からはマンチェスターのベンチメンバーだと勘違いもされている。

ビラク「(今の俺は言わばはぐれものだ。だが、ハーディン様や狼騎士団の仲間たちが戻ってきたときの居場所を
    なんとしてでも確保していなければならない。そのために俺は……)」

ビラクは今時の若い者には珍しい誠意ある若者である。オレルアンの騎士として
ときにはその真面目さが色々と勘違いされてしまうほど、実直な男である。
その彼が、この3日間で出した結論。それは『サッカー』で活躍できれば『戦場』でも待遇がよくなるということだった。

ビラク「(見れば、アカネイアの正規メンバーの多くはこれまでの戦いで活躍してきた者が中心だ。
    ならばまずはこの試合で実力を発揮し、あの森崎という指揮官の目に留まるよう心がけねば)」

幸いなことに、彼の周りには一流の選手たちがたくさんいた。僅かな隙間の時間を利用して
彼は様々なサッカースキルを伝授してもらっていたのだ。

ビラク「(ハーディン様…みんな…見ていてください。これが、今の俺にできる最大限の努力の結晶です)」


0ch BBS 2007-01-24