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【宿命ありき】ファイアーモリブレム20【森崎VS日向】


[371]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 21:48:31 ID:???
日向「…よし、みんな準備ができたみたいだな。フォーメーションはサンパウロ戦と同じ。
   右サイドをナバール、中央及び左サイドをビクトリーノが切り開き、俺にボールを集める。
   守りの方は初めから期待はしていない。気楽に守れ。そして若島津に任せておけ」

ジェイク「お、おう…」

ベック「わ、わかったんだな〜」

バヌトゥ「(この3日間、非常に息の詰まる生活だったのう。この少年は確かに
     周りを引っ張り先導する力を持っておる。しかし…この老体には少し堪えるのう……)」

ジェイガン「若島津殿。空中戦に競り合うときなど指示をお願いしますぞ。
      そなたをフォローするくらいは、この老骨でも役に立つはずでしょう」

若島津「皆さんの力には何度も助けられていますよ。こちらこそよろしくお願いします」

日向「くっくっく…この試合を最終戦にとっておいてくれたことを本当に感謝しないとな?
   なァ監督代理のモロドフさんよぉ。最後に監督として何か言うことはないか?」

形だけとは言え、日向はここまで自分たちを指揮してくれたモロドフを立てて前に促す。

モロドフ「……サッカーに関しては素人のわしの言葉を、よくここまで聞いてくれた。
     このヒューガーというチームをここまで率いることができて非常に充実した3日間でしたぞ」

そしてモロドフは口元に立派に蓄えられた白い髭を擦りながら続ける。

モロドフ「アカネイアの選手はわしが仕えるアリティアの王子はじめ同朋の者たちがたくさんいる。
     しかし、遠慮することはない。お主たちの持てる力全てを使い、必ず勝利をもたらすのじゃ」

これまでどおり特に作戦を提示するわけでもなく、モロドフはヒューガーのメンバーに励ますような言葉をかける。


0ch BBS 2007-01-24