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【宿命ありき】ファイアーモリブレム20【森崎VS日向】


[377]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/19(日) 22:39:13 ID:???
訂正とお詫び。
372のモロドフの最後の台詞は三杉のものです。
他にも誤字がかなり目立っておりますが、どうかご容赦ください…
===============
>B普通に握手。しかしこちらは全力の笑顔で互いの健闘を願う

ガシッ!

森崎「忠告ありがとう。だけど、俺たちも負けないよ。
   今日はお互い、いいゲームができるよう頑張ろう!(ニコッ)」

森崎は自分ができる最大級の笑顔で、日向の握手を受けた。
彼の顔からは日向の挑発に心乱されるような様子は微塵も感じられなかった。

三杉「(……君は本当にあの森崎なのか?松山も言っていたが、ここまで人は変わるものなのか?)」

若島津「(…もしも俺が森崎の立場だったらどう反応していただろうか。
    俺はあいつのようにあそこまで笑顔になれるだろうか?いや…無理だろうな)」

かつての森崎を知っているものたちからすれば、彼の反応はとても信じがたいものであった。
内にはドロドロとした感情を隠しているだろう、きっと何か策を興じる前フリに過ぎないだろうと予想する。
しかし、このアカネイア大陸に来て森崎は確かに変わったのだ。
多くの出会いと別れを経験し、心から信頼しあうことができる仲間の尊さに気づいた森崎は
恐怖や圧力による心の制圧など何の意味もなさないことなのだと少しずつ考えるようになっていた。

森崎「(…以前の俺だったらぶち切れて文句の一つ二つ三つ四つ言い返してたんだろうな。
   でも……今は不思議と心が穏やかだ。なんなんだろうなこの気持ち……)」

そんなことを思いながら、森崎の友好的な態度に対して非常に不満げな顔の日向にもう一度笑顔を返す。

日向「……ちっ。どうやら本格的にお前はふぬけてしまったらしいな。
   森崎よ。2年前、俺たちがどうして世界Jrユースに優勝できたと思う?」


0ch BBS 2007-01-24