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【宿命ありき】ファイアーモリブレム20【森崎VS日向】
[465]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/09/20(月) 02:47:49 ID:???
>Aアベルに速やかに退場を促し、素早くチームデータを変更!
森崎「(…駄目だ。弱気になってどうするんだ。俺たちは2点差をつけて
ヒューガーに勝つんだろう?だったら…一分一秒でも時間は無駄には出来ない!)」
森崎は顔を青くしながら抗議を続けるアベルの肩を優しく叩くと、首を横に振った。
森崎「ボール権は向こうにあるんだ。短い間にチームの乱れを修正しておきたい。悪いが…諦めてくれ」
アベル「も、森崎……」
昨夜の交流会で、わざわざ自分に声をかけて三杉へのマークを指示してくれた森崎。
彼の期待に応えることが出来なかった。その悔しさがにじみ出るようにアベルの目の端へと溜まっていく。
アベル「すまん…本当に……すまん……」
今の自分に出来ることはこれ以上審判の心象を悪くしないようにいち早くフィールドを出ること。
彼を退場させる要因の一つとなってしまったジェイガンも、軽く肩を叩いてアベルを励ます。
ジェイガン「アリティア騎士たるもの…常に最善を尽くすのだ。アベルよ、忘れるでないぞ」
アベル「隊長……」
こうしてアベルは肩を落としながらアカネイアの控え室へと一人戻っていったのだった。
森崎「よし、みんなきけ。ジェイガンさんが温情でフリーキックを先延ばししてくれている。
いまのうちに乱れたフォーメーションを修正するぞ」
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0ch BBS 2007-01-24