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1- レス

【宿命ありき】ファイアーモリブレム20【森崎VS日向】


[592]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/09/21(火) 11:35:38 ID:???
三杉「(何故だ…?何故隙が見つからないんだ?このこちらの思考を
   常に見透かされているような…この不愉快極まりない感覚はなんなんだ!)」

それはマルスが相手との間合いを常に気を配り、仲間がフォローしやすい位置へと
密かに三杉たちを誘導していたことに気づけなかったのは普段の彼では考えられないことだった。

三杉「(この僕が…嵌められているとでも言うのか?)」

リハビリの影響で肉体がまだ自分の思い通りに動いてくれないのはまだ諦めがつく。
だが、こうした思考の読み合いの戦いでは常に勝ちつづけてきたつもりだった。
三杉はようやく気づく。パスコースが既に殆ど残されていないことを。
ダ・シルバへと素早くパスを返すため、無理な体勢から撃ったリターンパスは
マルスの高いジャンプカットの前にあっさりと止められてしまったのだ。

バムゥッ!

マルス「よしっ!」

日向「ク…クソッ!どいつもこいつも足を引っ張ることしか出来ねぇのか!!」

三杉「(アリティアの王子マルス…か。なるほど……面白い…面白いよ)」

三杉は幼いころから体のハンデを補うためにさまざまなことを駆使して戦ってきた。
そして、このマルスという少年も自身の足りない力を丁寧な指揮や周りの選手の動きを駆使して補っているのだ。

三杉「(今回は潔く負けを認めよう。だが…次こそは彼を出し抜いてみせる)」

絶対な自信を持っていた知略に関して、このまま負けたままでいいはずがない。
三杉は後半ではこの中盤を必ず制してみせると誓ったのだった。

アンナ「マルス君の守備が冴え渡ります!三杉君たちの拘束ワンツーを防ぎ、
    カウンターアタックを仕掛けようとしております!」


0ch BBS 2007-01-24