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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】


[152]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/16(木) 21:22:21 ID:???
助けて三杉!→ クラブ9 =カルツ「本気ぜよ!!」 カルツ、爪楊枝を吐き捨て本気モードに!全日本オワタ
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プッ! カランカラン……

カルツ「目が覚めたぜよ、シュナイダーちゃん」
シュナイダー「カルツ……よし、後半からは頼むぞ!」

爪楊枝をゴミ箱に吐き捨て、その細い目を全日本Jrユースメンバーへと向けるカルツ。 省59

[153]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/16(木) 21:23:31 ID:???
三杉が検査に向かう前、見上に告白をした幻想郷の話。
三杉や反町、佐野以外に幻想郷へと来訪をした外来人の話もその中には当然あり。
そして、その中にはこの試合に出場をしている西尾浩司?――否、ヘルマン=カルツの名前があったのである。

見上(しかし、ここまでの彼はあくまでのシュナイダーの補佐役をただ勤めているかのような仕事しかしていない。
   ……三杉の話を信じるならば、彼の実力はこの程度のものではないはずなのだが)
省58

[154]森崎名無しさん:2010/09/16(木) 21:24:19 ID:???
名誉静岡県人無双→ ハート5 =
ここだ!ここでバヤシに引導だ!

[155]森崎名無しさん:2010/09/16(木) 22:50:42 ID:???
クラブひでぇwwwwwwwww

そしてさすが名誉静岡県人w

[156]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/16(木) 23:03:01 ID:???
>名誉静岡県人無双→ ハート5 =カルツ、レベルの違いを見せ付けて全日本に勝利!
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後半戦開始の時点から、前半の時とは打って変わり。
試合は正にハンブルグJrユースのワンサイドゲームに近い形となって進んでいった。
無論、全日本の方にも1点のリードがあるという安心が油断に繋がった可能性もある。
しかし、それ以上に後半戦、ハンブルグJrユースが試合を有利に運び続けた理由の一つは……。
省34

[157]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/16(木) 23:04:13 ID:???
守っては全日本の誇る大エース、大空翼たちを封じ込め、チャンスを作らせない。
そして、カルツを避けるようにして前線にボールが向かい、全日本のチャンスとなっても……。

日向「うおおおおおおお、タイガーショットォォォォ!!!」
若林「これ以上失点してたまるか、止めるといったら……と め る!!!」

バキャオッ!

来生「ハッハァ! 零れ球をねじ込みだー!」
若林(来生……こいつだけはいつか絶対に殺す!)
若林「うおおおおっ!!」

バキッ!!
省16

[158]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/16(木) 23:05:26 ID:???
翼はカルツに封じられ、日向は既に体力切れ。
こうなってしまえば全日本もそう簡単に攻め入る事が出来なくなり、防戦を強いられる事になってしまう。
そして、カルツの奮闘の甲斐もあってか徐々にハンブルグ優勢の流れとなり……。

シュナイダー「HA!」
超モリサキ(クソッ! クソッ! クソッ!! 早田も翼もあの老け顔一人にいいようにされちまってるじゃねぇか!!
      だが負けん! 俺が……俺がゴールを守り続ければ!!) 省48

[159]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/16(木) 23:06:31 ID:???
カルツの予想通り、若島津と新田の二人は森崎や日向に比べると、どうしても見劣りをする選手でしかなかった。
2点差となっていた事で気落ちしていたチームメイトにシュナイダーが奮起を促し、すぐさま試合再開。

翼「くっ、くそっ!」
早田(こいつ……前半とは動きが全然違うぞ!? どうなってやがんだ!?)
松山(これが欧州と日本のレベルの違い? いや、こいつの動きは他のメンバーとも群を抜いて凄いぞ!?)
カルツ「ほれほれ、ボールはこっちじゃ……ぞっ、と!!」
省55

[160]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/16(木) 23:07:33 ID:???
山森「新田、走れ!」
新田「おうっ!」

このままでは終われないとばかりに全日本も猛攻撃を仕掛け、何とかチャンスを作る。
そして、山森はゴール前に走りこむ新田へとラストパスを送り、これを受けて新田が得意の隼シュートを放つのだが……。

若林(……いや、これは俺をちょっと舐めすぎだろ)
新田「なにィ!?」

流石にこれは若林には通用せず、あっさりとパンチングで跳ね返される。
しかし、この零れ球に目掛けてオーバーヘッドの体勢を取りながら飛び込むのは……。 省41

[161]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/16(木) 23:08:39 ID:???
しかし、全日本の反撃もここまでだった。
というのも、既に日向が退き、更に三杉が存在しないことで、ほぼ一人で中盤を守ってきた翼に。
この時点でようやく疲労が溜まり始めていたのである。
更に、前半からドリブルを連発して無駄に体力を消耗していた来生も肩で息をはじめ……。
攻撃メンバーの軸となるべき者達が疲弊したことで、全日本はこれ以上攻めいる事が出来なくなったのである。

松山「くそっ! 諦めてたまるか!」 省50


0ch BBS 2007-01-24