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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】
[170]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/16(木) 23:52:14 ID:???
八十日目 日曜日 朝
反町「……いよいよ、か」
その日の朝、反町一樹は静かに起床をした。
特に何も予定はないというのに目は冴えてしまい、早朝と呼ばれる時間に起きてしまったのである。
彼はしばらく布団を被りながらも、それでも高ぶる気持ちの為に眠れず。
ただ、自分がここまで来るに辿ってきた道のり――東邦学園での事、幻想郷にやってきてからの事。
その両方の事について、ただ思いを馳せていた。
東邦学園でも、全日本でも、いないよりはマシ……程度の認識しか受けていなかった反町。
彼がこの幻想郷でその認識とは180度違う活躍を遂げた裏には……。
或いは、彼がかつての自分と同じような人間にはなりたくなかった、という思いがあったのかもしれない。
いい意味でも悪い意味でも、一から成長が出来た幻想郷でのサッカー。
反町(それを俺は……今度は、全日本の奴らに見せ付ける……)
恨まれるかもしれない、妬まれるかもしれない。
何よりも、反町がここで時間を止めて成長したことを、卑怯だと罵る者が出てくる可能性だってある。
しかし、それでも反町はあえて全日本に帰らず、全幻想郷として戦う覚悟を決め。
紫に頼まれた幻想郷のレベルの高さを知らせるという憎まれ仕事を、請けた。
反町(……森崎、日向、翼、三杉。 あいつらに見せるんだ、俺の成長と強さを。
知らせてやるんだ、幻想郷のレベルの高さを。 そして……勝つんだ。
悔しさをバネにして成長してきたあいつらに……この俺が、日向小次郎や三杉淳、森崎有三に)
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0ch BBS 2007-01-24