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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】
[171]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/16(木) 23:53:57 ID:???
その為の第一歩が、今日の練習試合なのだ――と、反町は考えつつ。
やがて布団を跳ね除けながら起きると、顔を洗って居間へと向かった。
居間には既に他のメンバーが起床してきており、反町は朝の挨拶を一同と交わすと……。
試合に備えて、と穣子が作った朝食を取りつつ、一同と今日の練習試合についてもう一度話し合う。
反町「今日の試合は全日本との練習試合だ。
練習試合とはいえ、下手なサッカーは出来ないから、皆も気合を引き締めてくれよ?」
妹紅「なんだかワクワクしてきたねぇ! サッカーの試合は本当に久しぶりだし!」
リグル「練習試合って事は、交代枠も多いのかな?」
反町「そうだな……公式戦じゃないから、交代枠も6人までOKだろうな」
橙(そんだけ交代枠があるなら、流石に試合に出れる……かにゃあ?)
穣子「いずれ大会で戦うかもしれない奴らなんだもんね、今日の試合で選手達の特徴とか見ておけば……」
静葉「大会で再戦する時、きっと有利に働くでしょうね」
こうして賑やかに試合について話し合いながら食べ進め。
食事が終わると、しばらく反町達は食休めをしていたのだが……。
にゅにゅにゅっ
紫「はーい、おはようございまーす!」
反町「うわああああああああっ!?」
橙「あ、紫様! おはようございます!」
今日、朝目覚めるのが早かっただけにまだ少しだけ眠気が残っていた反町がうとうとし始めた瞬間。
そんな反町の目の前の空間が不意に裂け……その「スキマ」から飛び出してきたのは。
幻想郷と外の世界を繋ぐ能力を持つ、最近ようやく表舞台に頻繁に出てきてくれるようになった八雲の大妖――八雲紫。
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0ch BBS 2007-01-24