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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】


[183]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/09/17(金) 00:49:48 ID:???
スウウウウッ……

反町「うっ……わぁ!?」
紫「はい、到着〜」

それも数秒の事で、次に目を開けた時は既に反町一樹は見知らぬサッカーフィールド――。
全日本Jrユースが滞在をするフランスに存在をする、小さなスタジアムのフィールドに立ち尽くしていたのだった。

リグル「へぇー、ここが外の世界かー……」
穣子「何よ、スタジアムったって幻想郷のとそれほど設備に違い無いじゃない」
反町(外の世界……。 そうか、俺は……俺は、帰ってきたんだな……)

町並みを見た訳ではないために実感はわかないが……。
それでも、久しぶりに戻ってきた外の世界――自分が存在していた世界に足を踏み入れ。
反町は何とも言えぬ感慨に浸りながらも……徐々に近づいてくるかつての仲間達との会合を前にし。
緩やかにではあるが、何故か奇妙に気持ちが落ち着き始めているのを感じていた。

反町(なんだろう……余裕がある、というのとは違う。 けど、怖くない……。
   日向達に会うことが、これっぽっちも怖くない……)

それは果たしてオータムスカイズのメンバーが共にいてくれる事に対する安心なのか。
それとも、反町がそれほどまでに幻想郷で成長を出来たという事なのか。
自分でもよくわからないと思いつつ、反町は外の世界に来てはしゃぐ仲間達を諌め……。

ザッザッザッ

反町「!!」

反対側の通路から、今日の対戦相手のチームの者達が出てくる音を……確かに聞いた。


0ch BBS 2007-01-24