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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】
[192]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/17(金) 01:34:34 ID:???
日向「そうだよなぁ、女子サッカーのチームのキャプテンくらいなら、お前にだって務まるよなぁ?」
幽香「あァ?」
穣子(何こいつ……? やけに反町に突っかかるじゃない)
リグル(よかった……ちゃんと私も女子って見られてる……)
一部の者は日向のその物言いに何故か安堵を感じていたものの……。
しかし、その者を除く全てのオータムスカイズのメンバーは、にやにやと嫌らしい笑みを浮かべ。
反町に対して罵言雑言を吐くその男に対して、あまりいい印象は抱かない。
むしろ強い嫌悪の気持ちを持ちながら、その男をにらみつけるのだが……。
それでも男は口を閉じず、むしろその視線を受けてより罵言の熾烈さを増す。
日向「ま、今日は精々楽しませてもらうぜ?
幾ら俺でも女を甚振る趣味は無いからな……」
反町(……暗に、俺にタイガーショットをぶち込むって言ってるな)
かつて男が失踪し帰ってきた際、反町が反発をした時。
その反町の反発を、「タイガーショットを受ける側になるか?」という脅しで一蹴してみせた目の前の男。
その言葉を実行に移そうとしていると判断した反町は、目の前の男に視線を向けた。
日向「ふん……」
反町「…………」
にやにやと、何かいいたい事があるなら言ってみろとばかりの表情を浮かべている目の前の男――。
反町が今まで言いたい事も言えないような政権を強いてきた、暴君――日向小次郎。
反町と日向がお互いに視線を交わすのを、全日本のメンバーも、オータムスカイズのメンバーも。
ただ何も言わず、じっと見守っていたのだが……。
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0ch BBS 2007-01-24