【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】

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[401]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2010/09/21(火) 01:25:07 ID:???
興奮した様子で、是非ともヒューイと話す席を設けてくれと頼み込む中里に……。
反町は少しだけ引いた表情を浮かべながら、ヒューイと反町の関係を説明した。
瞬間、中里は目を丸くすると同時にヒューイと反町へ交互に視線を送り……目に見えてうろたえはじめる。

中里（で、弟子……。　拙者、反町殿のお弟子を、反町殿の前でタイプだと言ってしまったのでゴザルか……！？）

中の里と呼ばれる集落出身の、サッカー忍者である中里にとって。
師弟関係というものは男女の仲よりも深い絆である――と、幼い頃より叩き込まれていた。
無論、ヒューイと反町の間に深い絆があるかと問われればそこは疑問な点ではあるものの……。
しかし、形式上、反町とヒューイの関係を一言で表すならば師弟という言葉に間違いはなく。
中里はとんでもないことを告白してしまったと思いながら、乾いた笑いを浮かべて後ずさり……配置につきはじめる。

中里「お、おっと！　そろそろ試合の刻限でゴザルな！！
　　　では、これにて！　お、お互いいい試合をしようでゴザル！」
反町「あ、ああ！　うん、試合を頑張ろう！　うん！」

一方で反町としても、中里の告白を受けてどうしたものがいいのかと思いながら……。
後ろに下がってゆく中里を見て愛想笑いを浮かべながら、大きくため息を吐くのだった。

反町・中里（（どうしよう……これからあいつと顔を付き合わせるのが凄く気まずい(でゴザル)））

※反町と中里の感情が　反町→（気まずい）←中里　になりました。
※中里のヒューイに対する感情が　中里→（好みのタイプ）→ヒューイ　になりました。

前次写

0ch BBS 2007-01-24