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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】
[528]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/22(水) 22:54:47 ID:???
反町(……自分のシュートをブロックされた穣子に、何も言い返せないんだろうな。
ここで言い返せばただの負け惜しみになるってわかってる……それは、こいつのプライドが許さないんだろう)
日向(くそったれ……! このクソアマ……たかだかマグレ程度で調子に乗りやがって……!)
事実、穣子が日向のシュートを防げたのは――穣子が実力以上のものを発揮した、マグレに近い行動の為。
しかし、だからといって穣子が日向のシュートを防いだというのは現実の出来事であり。
日向は反町から穣子へと視線を移しながら睨みつけつつ……大きく舌打ちをしてから自陣へと引き下がってゆく。
穣子「はんっ、悔しかったら一点でもウチから取ってみなさい。 PKでもなけりゃ無理でしょうけどね」
反町「PK狙いなんて、ぼくにはとてもできない」
穣子「……やけにそれ押すわね、反町」
そして、そんな日向の背中に更に穣子と反町は追い討ちをかけ……。
やがてそれも終わると、反町は自身の言葉に同調してくれた穣子に笑いかけ。
これには穣子も腕を組みながら世話がかかる奴だと言わんばかりの表情を浮かべ、ニヤリと笑む。
穣子「ま、あいつは私も性格的に気に入らないから、ガツンと言っときたかったわ。
……しかし、見直したわよ反町。 やるときゃやるわね、あんたも」
反町「……まあな」
早田「そ、反町……?」
反町「え?」
こうして二人はハイタッチをし、自分達も自陣へと戻っていこうとするのだが……。
しかし、そんな反町の背中に不意に早田の声が降りかかる。
驚き、反町が振り向けば……そこにいるのは、困惑したような表情で立ち尽くす、早田の姿。
早田「お前……お前、本当に反町なのか?」
反町「え?」
早田「お前は……あの、反町なのか?」
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0ch BBS 2007-01-24