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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】
[855]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/30(木) 22:29:36 ID:???
★この試合八面六臂なリグル→ クラブ3 ★
次籐「(デカいだけじゃやはり駄目なんかのう……)」 ヨーロッパに来て伸び悩んでいる次籐が苦悶の表情を浮かべた
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一様に落ち込む全日本メンバーの中で、特に気落ちをしていたのは……。
全日本の壁――全国中学生サッカー大会では王者・南葛をPK戦まで追い込んだ事のある巨漢DF――次籐洋であった。
この試合、全日本のほぼ全ての選手たちがオータムスカイズのメンバーに圧倒をされており。
そういう意味では、他の面々はまだこのメンバーの中で自分が遅れを取っている、とは一部を除いてあまり思っていない。
しかし、彼はこの試合を行う前に行われたハンブルグJrとの練習試合においても、何一つ結果を出せていなかったのである。
そうなれば、当然ながら彼の胸中には自然と焦りと不安が渦巻く。
次籐「(ハンブルグ戦で……前半だけとはいえ、あのカルツを止めた早田はガタイはそれほどよか方じゃない。
シュナイダーのシュートを半ば止めた森崎も、体は小さい。
逆に、若林はデカイがあんな調子じゃし……)」
体が大きいという事は、確かにパワー勝負においては重要になってくるものだが……。
しかし、世界レベルでの戦いでは――ただデカイだけでは、通用しないのではないか。
今の自分は全日本の壁なのではなく、ただのウドの大木なのではないか。
次籐は、退場をしてゆくリグルを眺めつつ……ボリボリと頭を苛立たしげに大きくかき……。
自身への不甲斐なさから、盛大なため息を吐く。
次籐「(そういやさっきのドリブルといい、空中のシュートといい……あの女子は佐野にタイプが似てる気がするタイ。
あいつも、小さいながらドリブルで突破力を磨き、軽業師みたいな動きでオーバーヘッドなんか打ってたからのう……。
……ま、佐野とあいつとは全然レベルが違うが。
……そういえば、佐野は本当にどこで何してるんかのう)」
※次籐のリグルに対する感情が 次籐→(大きな敗北感)→リグル になりました。
※次籐になにかのフラグが発生……?
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0ch BBS 2007-01-24