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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】
[856]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/09/30(木) 22:30:39 ID:???
紫「ふぅ……しかし、驚いたわねぇ。 まさかあの蟲妖怪が、これほどまで成長をしていたなんて」
藍「不夜城カップでは先ほど見せた空中シュートは使う素振りすら見せていませんでした。
……そこから考えるに、先ほどの空中シュートは大会が終わってからの僅かな時間で会得をしたのでしょうね」
一方、フィールドから離れた場所――殆どが空席となっている観客席では。
この試合の唯一の観戦者である八雲紫。
そして、その従者である八雲藍(試合開始後、紫に再びスキマで無理やり連れて来られていた)が退場してゆくリグルに視線を向けつつ。
彼女の成長と、その証の威力に対して驚きを見せていた。
オータムスカイズの殆どの者と同じように、紫達のリグルに対する評価もまた。
あくまでも、反町の"おまけ"的な存在だったのだが……。
しかし、このライトニングリグルキックをリグルが開発し、更には基礎的なシュート力も上げた事により。
紫達はリグルをほぼ反町と対等に近い存在だと、認識を改めたのである。
紫「……とはいえ、まだもう一歩……魔理沙と争うには足りないわね。
現時点では魔理沙を確かに凌駕しているけれど……あの蛍は少しばかり調子に乗りやすい気質のようだし」
藍「良く言えば素直なのですが、悪く言えば単純ですからね……。
この大勝で気を良くし、図に乗り成長が止まる可能性は確かにあります……。
逆に、魔理沙はこれから伸びてくるでしょう」
紫「何より、現時点でも彼女はシュートという1点においては魔理沙を凌駕しているとはいえ……。
逆を言えば、それ以外は全て魔理沙に劣るという事だものね。
……確かにFWの第一条件は得点をすること。 でも、そんなFWは同じ試合に二人といらないわ。
片方がスタミナ切れとなった時点で投入をすればそれで十分と言えるでしょう」
藍「……しかし紫様、魔理沙も他者を生かすようなプレイなど絶対にしないタイプでは?」
紫「ええ。 そして、反町君は逆にしたくても出来ない能力。 ……頭が痛い話ね」
藍「(まだあの月兎や妖夢の方が、反町君やリグルに比べ他者を生かすポストプレイが出来るタイプの筈だからな。
……決定力では一歩も二歩も劣るとはいえ、フォーメーションや作戦によっては彼女達に希望が無い事もないか)」
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0ch BBS 2007-01-24