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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】


[939]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/03(日) 00:26:55 ID:???
穣子「こいつは、幻想の……幻想のポイズンよ!
   あんた達、全日本をぶっ倒す……最強のストライカーなんだから!!」

ざわ…… ざわ……!!

井沢「げ、幻想のポイズン……?」
来生「意味はわからんが、ともかく凄い自信だぜ……!」
三杉「(素晴らしい啖呵だな……これで全日本の皆が、もっと奮起をしてくれれば助かる。
    ……しかし、どうしてポイズン?)」

幻想のポイズン――。
全日本の反町ではない、幻想の代表として戦う事を選んだ反町をそう呼び。
穣子が高らかにそう宣言をすると、全日本メンバーは更にざわめきつつ……。
しかし、やがて、三杉にそれを抑えられるとベンチへと戻っていく。
そして――。

反町「……どうしてポイズン?」
穣子「私の第六勘というか、直感というものがビビビと来たわ。
   やっぱあんたの異名といえば、ポイズンよね」
反町「だ、だからどうして毒なんだよ!? もっと格好いい名前が……」
穣子「うっし、そんじゃ私達も控え室に戻りましょうか」
静葉「ええ、そうね」
反町「…………もう、いいよ」

オータムスカイズの面々も、それを見て揃って控え室へと戻っていくのだが……。
やはり反町は穣子の宣言したその名について、突っ込みを許される事は無かった。
言いたい事が言えるようになったとはいえ……しかし、それもあくまでそれなりなレベルな、反町一樹なのであった。

とにもかくにも、こうして全日本のメンバーには、強く反町一樹――。
否、「幻想のポイズン」の名が……根強く、印象付けられたのであった。

                                  TO BE CONTINUED


0ch BBS 2007-01-24