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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】


[962]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/04(月) 00:27:51 ID:???
★魅魔の心配事→ ハート9 ★
魅魔「佐野……お前は、FWというポジションに拘るかい?」 不意に佐野のポジションについて聞いてきた!
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佐野「へ……?」
魅魔「……さっきアリスから話を聞いたんだが……。
   あいつの話によると、昔、私とコンビを組んでいたヤツもまた、この魔界Jrユースに帰ってきてくれるらしい。
   そして、そいつと私はFWなんだ」
佐野「つまり……その二人でFWの定員が満ちるから。
   ……俺がこのままFWにいても、レギュラーを取れる確率は低い。
   だから、どこかにコンバートをした方がいい……そう言いたいって訳か?」
魅魔「理解が早くて助かるね……」

魅魔がここ最近、どこか落ち着かない様子だった理由。
それは、かつてコンビを組んでいた、相棒の復帰に対して浮き足立っていた事が一つ。
そして、もう一つは――一度面倒を見ると決めた弟子を、どうすれば芽吹かせる事が出来るのか、というものがあった。
魅魔の言う通り、魅魔自身とその相棒である人物の両者は、完全なるFWタイプの選手。
両者共にパワーシュートに優れ、更に華やかなコンビプレイも持つ――。
同じチームにいれば、まず間違いなくダブル起用される二人なのである。
そんな両者の間には……例えここ最近力をつけているとはいえ、まだまだ未熟である佐野が割って入れる筈が無い。

魅魔「特に佐野……お前は得点力が完全に欠如している」
佐野「!?」
魅魔「お前と椛が特訓して習得したコンビプレイ、そして、お前が新たに習得したローリングオーバーヘッド。
   確かに以前のお前の得点力を考えれば……その威力は急激に向上した。
   だが……それでも、まだ私達には遠く及ばない。 全然足りないんだよ……。
   お前には決定的なまでに、パワーが足りないんだ」

無論、力技だけがシュートの花という訳ではない。
事実、幻想郷には――パワーではなく、精度に特化をした選手が、活躍をしていたのだ。
だが、現実的に考えて……今から佐野が精度を鍛えようとしても、大会までには時間が足らず。
更にパワーが不足をしている佐野では、一朝一夕でシュート力を大幅に強化をするという訳にはいかない。


0ch BBS 2007-01-24