※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】
[962]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/10/04(月) 00:27:51 ID:???
★魅魔の心配事→ ハート9 ★
魅魔「佐野……お前は、FWというポジションに拘るかい?」 不意に佐野のポジションについて聞いてきた!
=================================================================================================
佐野「へ……?」
魅魔「……さっきアリスから話を聞いたんだが……。
あいつの話によると、昔、私とコンビを組んでいたヤツもまた、この魔界Jrユースに帰ってきてくれるらしい。
そして、そいつと私はFWなんだ」
佐野「つまり……その二人でFWの定員が満ちるから。
……俺がこのままFWにいても、レギュラーを取れる確率は低い。
だから、どこかにコンバートをした方がいい……そう言いたいって訳か?」
魅魔「理解が早くて助かるね……」
魅魔がここ最近、どこか落ち着かない様子だった理由。
それは、かつてコンビを組んでいた、相棒の復帰に対して浮き足立っていた事が一つ。
そして、もう一つは――一度面倒を見ると決めた弟子を、どうすれば芽吹かせる事が出来るのか、というものがあった。
魅魔の言う通り、魅魔自身とその相棒である人物の両者は、完全なるFWタイプの選手。
両者共にパワーシュートに優れ、更に華やかなコンビプレイも持つ――。
同じチームにいれば、まず間違いなくダブル起用される二人なのである。
そんな両者の間には……例えここ最近力をつけているとはいえ、まだまだ未熟である佐野が割って入れる筈が無い。
魅魔「特に佐野……お前は得点力が完全に欠如している」
佐野「!?」
魅魔「お前と椛が特訓して習得したコンビプレイ、そして、お前が新たに習得したローリングオーバーヘッド。
確かに以前のお前の得点力を考えれば……その威力は急激に向上した。
だが……それでも、まだ私達には遠く及ばない。 全然足りないんだよ……。
お前には決定的なまでに、パワーが足りないんだ」
無論、力技だけがシュートの花という訳ではない。
事実、幻想郷には――パワーではなく、精度に特化をした選手が、活躍をしていたのだ。
だが、現実的に考えて……今から佐野が精度を鍛えようとしても、大会までには時間が足らず。
更にパワーが不足をしている佐野では、一朝一夕でシュート力を大幅に強化をするという訳にはいかない。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24