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【井の中の虎】幻想のポイズン41【幻想を知らず】


[987]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/10/04(月) 21:49:36 ID:???
★佐野の底力→ クラブQ ★
★魅魔のコーチ→ ダイヤ3 ★
佐野、パワーアップ。ドリブル+1、ドリブル技習得。
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佐野「(俺にはドリブルしかないんだ……ドリブルで頂点を取ってやるんだ!!)」
魅魔「(ん!? こいつは……)」

練習を開始してから数刻――ここが正念場とばかりに、佐野は一心不乱に練習に励んだ。
元々、魅魔が素質を見出したように佐野には反町にも負けない程の才覚はある。
というよりも、佐野も反町も、全日本Jrユースという一国の代表に選ばれた以上。
その才覚は一般的な選手に比べれば当然ながらあったのだ。
そして、反町達の一年下である佐野には、反町以上の伸びしろがある。

佐野「よっ……!」
魅魔「おおっ?」

ポンッ……キューンッ!

パワーに頼らず、テクニックを重視したドリブルは、学年が上の選手にも負けない実力があり。
更にそのドリブルを磨こうと考えた佐野は、かつて自身がいた全日本Jrユースにいた最強のMF――。
大空翼の得意技、ヒールリフトを見よう見まねで繰り出す。
この幻想郷――そして魔界に来て、亀の歩み並に遅い成長をしていた佐野も……しかし、それでも着実に成長をしていたという事か。
ヒールリフトは見事に成功し、ディフェンス役となっていた魅魔を抜き去る事に成功。
また一つ新たな武器を手にした事に歓喜しつつ、佐野は拳を握って吼える。

佐野「よし……ヒールリフトが出来た! これなら……」
魅魔「(やはりこいつは小手先の技術が異様に上手いタイプだ……MFでこそ、生きる選手だよ。
    しかし、参ったねぇ……パワータイプならともかく、テクニシャンに何かを教えるのは苦手なんだが……)」


0ch BBS 2007-01-24