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【監督はなくとも】城山正の挑戦19【選手は育つ】


[387]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/10/26(火) 03:04:32 ID:eBsdFxmI
>>386 大会かー。作中時間で2週間。
城山フェイズが2回、選手フェイズが4回、ニケが2回、城山一人暮らしフェイズ2回、練習が2回、シロノトリガーが2回か。
1日2レスで1フェイズに1週間くらいかかってるから……14週で3ヶ月!?……がんばります。

A そうだね。今日は楽しかったよ。家まで送ってくよ
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城山「そうだね。今日は楽しかったよ」
美津乃「そお?」

夕焼けの中二人で顔を見合わせて破顔する。

城山「家まで送っていくよ」
美津乃「ありがと」
城山「なんかお土産買ってった方がいいかな?ケーキとかでいいのかな」
美津乃「いいって、いいって。シロちゃんからのお土産なんて聞いたらお父さんちゃぶ台ひっくり返しちゃうから。
気持ちだけ、ね?」
城山「そっか。オレ美津乃ちゃんのお父さんに嫌われてるみたいだしなー。その方がいいか」
美津乃「シロちゃんを特別嫌ってるってわけじゃないんだけどね。私に近づく男がみんな気に入らないだけで」
城山「そっか」
(こりゃあ美津乃ちゃんと本気で付き合うんだったら、親父さんと100回以上の口論と殴りあいも3回は覚悟しなくちゃダメかな)

城山の表情が僅かに曇ったのを察知した美津乃は右手を差し出す。

美津乃「ん」
城山「……あ、ああ」

一瞬きょとんとした城山だったがその意味を把握すると左手をズボンで軽く拭うと、美津乃の手を取った。
表情が分からなくなるほどに夕日が二人を紅く染めた。
そのまま無言で歩き始め、たまに視線を合わせてはそっぽを向いたりしていたが、その手が離れることはなかった。
やがて美津乃の住むマンションが見えてくる。
いつも以上に歩を緩め、時間をかけて歩いてきたが、それもいよいよここまでである。


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0ch BBS 2007-01-24