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【監督はなくとも】城山正の挑戦19【選手は育つ】
[58]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2010/09/20(月) 00:02:20 ID:4BEWQUCU
7月1週・ニケフェイズ
束の間姿を見せた太陽はまたもや雲の向こうに隠れ、今日もシトシトと雨が降りしきっていた。
そんな天気の下でもニケの店頭にはビーチボールや浮き輪が膨らまされた状態で吊るされ、
精一杯夏の到来を叫んでいる。
美津乃「梅雨明けってあと2週間くらいだっけ?」
新平「いつも通りならね」
美津乃「ぶ〜。まだそんなにあんの〜」
レジの台にアゴを乗せただらしない姿勢でぶーたれる美津乃。
新平「別に洗濯物が乾かなくても姉ちゃんは困んないだろ?」
美津乃「だって雨の中走ると泥とか跳ねて車体が汚れるんだよ?路面だって滑りやすくなって神経使うし。
かといって公道でレインタイヤ履くのも馬鹿馬鹿しいし」
新平「普通に法廷速度を守ってれば問題ない話じゃん」
美津乃「次の車シュビムワーゲンとかどうかな?あれなら雨も怖くない」
新平「水陸両用車でどこに営業に行く気だよ。河童相手に商売でも始める気か?」
美津乃「ナイスアイディア!そいつは盲点だった。河童ってスポーツ何やるのかな?水泳はやんなそうだよねぇ。
今度聞きに行って見るか」
新平「知り合いに居るのかよ!?」
美津乃「ふふ〜ん」
顔が広い広いと思っていたが、まさか妖怪まで知り合いにいるとは。
純粋に驚いていいのやら、妄想と現実の区別もつかなくなったかと呆れていいのやら新平は判断を保留にすると
新平「それにしても城山さん遅いね?」
美津乃「あの貧相な生活からはとてもオイルマネーの香りはしないんだけどなー」
新平「あ、帰ってきた。おかえりなさい」
城山「おう。ただいま。また雨、強くなってきたぞ」
雨量が増えたせいか、単に傘を差すのが下手なのかズボンの裾をビシャビシャにしながら城山が帰ってくる。
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0ch BBS 2007-01-24