【監督はなくとも】城山正の挑戦１９【選手は育つ】

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[694]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2010/12/15(水) 02:57:08 ID:1LQ1v17Y
A　商品の配置を手直しし始めた。今日は売り子をする気らしい（売り上げ判定ダイスに＋１）
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美津乃「よーし。久々にお店の配置換えとかしてみようか。夏らしく浮き輪とか足ひれとかを前面に押し出してさ」

気持ちを切り替えた美津乃は腕まくりをするゼスチャーと共にバックルームに消えていく。

城山「うわぁ。またメンドクサイこと思いついたなぁ」

チラリとざんざか雨が降っている店の外へ視線をやるが、逃げ出したら、
それこそ村さ来の分まで酷い目に合わせられる事が確定しているので、まだここで労働に勤しんだ方が楽と言うものだ。

城山「逃げ出す→捕まる→ボコボコ→強制労働よかマシだな」

仕方ねえなと、後に続いてバックルームへ足を向ける。

城山「まぁ、泣いてたり、怒ってたりするよか、いいか」
美津乃「シロちゃん遅いよっ！駆け足！」
城山「……怒ってるし」

風向きはどうあれ今日もニケは元気に営業を続ける。
たとえ向かい風だろうがセイリング次第で突き進めることを美津乃も城山も知っている。
……的確な角度で帆を張れるかは、別の問題ではあるが。

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