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【監督はなくとも】城山正の挑戦19【選手は育つ】


[703]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/12/16(木) 03:02:09 ID:BXYaLH2E
美津乃「やっぱゴルフって金持ちのスポーツだね。お客さんは減ってるのに売り上げは増えてる」

電卓を叩きながら帳簿をつける美津乃がつぶやく。
確かに客足は鈍かったが、今日はゴルフシューズの単価の高さで補えた。

美津乃「やっぱし、私が売り子すると違うねぇ」

ふふん♪と得意気に薄い胸を張る。

城山「おっさんキラーってことか。なるほど」

その様子を精算作業には手を出せず、ぼんやり眺めているしかなかった城山が深くうなずく。

美津乃「知ってる?おっさんの方が単価の高いもの買ってくれるんだよ?いいお客さんじゃない」

まるで堪える様子も見せず、電卓を叩き続ける。

美津乃「シロちゃんこれから暇だよね?」
城山「ん?」

質問ではなく断定する口調で美津乃が話を変える。

美津乃「この間クロの看病でお店任せたじゃない。その……お礼をしようかなってさ……」

先ほどまでふんぞり返っていたのが、今は人差し指をつきあわせるポーズで小さくなっている。
うつむき加減なのでよく見えないが顔も少し赤いようだ。

城山「えっ!?そんな身体でお礼なんて……むっ胸の大きさとか気にしなくていいかっ……ごふぅ」
美津乃「うっさい!1回死ねっ!」

勝手に舞い上がる城山に手元にあったペーパーウエイトを投げつけた美津乃。
狙いは違わず眉間に命中し撃墜スコアを増やすことに成功した。


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0ch BBS 2007-01-24