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【監督はなくとも】城山正の挑戦19【選手は育つ】


[73]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/09/21(火) 02:55:02 ID:l0gRt+2c
A よしよしと頭を撫でてやる
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城山「よしよし」

わしわしと美津乃の頭を撫でてやる。
美津乃は一瞬ぴくっと反応したがそのままされるがままに撫でられている。
頬を伝う涙を拭いポシェットからティッシュを出すとチーンと鼻をかむ。

美津乃「……えへへ。頭撫でられるのなんて久しぶり。ありがとねシロちゃん。も大丈夫。落ち着いた」

まだ目が赤く化粧もボロボロになっているがにぱっと笑顔を見せる。

城山「ん。そっか、それならよかった」

最後にもう1度ワシワシと撫でると頭から手を離す。

美津乃「あ〜。なんかもう大人しくお店開けてる気分じゃないなー」
城山「村さ来が攻めてきてるのにそんなんでいいのか!?」
美津乃「う〜ん。そうなんだけどさー」

元々気分で営業している店であり経営者自身が気まぐれなので、店主が店を空けていることも多い。
もっとも店自体を閉めることは稀なので、主に割を食った新平が店番をしているのだが、
今日は大学に行っておりすでにいない。

城山(気分転換に峠を攻めてくるとか言われたら、今日はオレしか店番する奴いないんだぞ)




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