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【監督はなくとも】城山正の挑戦19【選手は育つ】
[744]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2010/12/23(木) 02:52:50 ID:LC8yr0RM
囁くように言われた氷の一言で我に返った城山は美津乃を持ち上げるために力を込める。
城山「ふんぬらばーっ!」
美津乃「ちょっ!にゃに、しょの掛け声は〜。わたひが重たいみたいりゃない」
城山(あ、思ってたより重くないし、細いや)
思いのほか軽々持ち上がった美津乃を一度立たせ、再び抱えなおすと椅子の上に座らせる。
動いたら酔いがさらに回った城山も改めて座り直し、グルグルと回る視界で、
軟体動物のようにカウンターにへばりついている美津乃を眺めていた。
バーテン「……ふん」
見かねたバーテンが水の入ったグラスを2つ出してくれる。
これ以上店の中でイチャバタされたくないのだろう。それを飲んだらさっさと帰りやがれと表情が語っている。
よく冷えた、数滴レモン汁でも垂らしてあるのか、飲み口のいい水を一息で飲み干す城山。
隣では美津乃が両手でんくっんくっと飲んでいる。
美津乃「……くぁ〜」
半分ほど水を飲み、天井を仰ぎ見る美津乃。その目はとろんとしており、顔は真っ赤だ。
城山「……んじゃ、帰ろうか?」
美津乃「……ん」
スローモーションのようにゆっくりと城山の方を向きなおし、微笑む美津乃。
その表情は城山の今まで見たことのないものだった。
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0ch BBS 2007-01-24