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【監督はなくとも】城山正の挑戦19【選手は育つ】


[768]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/12/25(土) 04:55:34 ID:Kqpu4E7c
美津乃「……ん?ココ、シロちゃんちか。シロちゃ〜ん。そんなところで寝てると風邪ひくよ〜」

むくりと起き上がる美津乃。手の甲で垂れかけていたよだれをぬぐう。

美津乃「夏だからって風邪ひかないって思ってると大間違いだよ。なんてったって夏風邪は馬鹿がひくもんだからね。
シロちゃんピンチだよ。ほぼ確定だよ?ヤダ、うつさないでよ!?」

いまだトロンとした目で勝手なことをまくし立てる美津乃。目は覚めたが酔いが完全に抜けたわけではないらしい。

城山「ぐごごご。油断した。火花が散ったぞ」

視界がグラングランしているのは酔いのせいだけではないことは明らかだった。

城山「起きちゃったのか」
美津乃「ちゃった、ってナニ!?ナンかヘンなことしようとしてたの!?ハッ!!」

肌蹴てブラジャーの肩紐が見えている襟元と、いまだ太ももまでまくれているスカートを大慌てで直す。

城山「あ〜慌てなくていいって。もうじっくりたっぷり見たから」
美津乃「ムキーッ!」

普段ならここで2、3発は殴られるところだが、お互いまだ立ち上がることすら儘ならないのである。
殺陣はもちろんガチバトルなどできるはずもない。

美津乃「あーまだクラクラするし、あっついわーこの部屋」

天井を仰ぎ、胸元をパタパタやって風を送るが効果は無きに等しい。
夏の雨夜の閉め切った部屋。唯一の冷房器具である扇風機は稼動していない状態である。部屋はさながらサウナである。



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0ch BBS 2007-01-24