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【監督はなくとも】城山正の挑戦19【選手は育つ】


[778]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/12/26(日) 03:27:17 ID:TkOARB6+
それより約300秒後、ゲータレードの缶を4本抱えて城山は帰ってきた。

美津乃「おっそーい。30秒って言ったのに〜」

雨はやんでいないので窓は開けられず、暑い空気をかき混ぜるだけと分かっていても扇風機のスイッチを入れ、
それを独占しながら、美津乃は畳の冷たいところを順次転がり渡っていた。

城山「一番近い自販機まで素面でも1分はかかるって。30秒じゃムリだって」

抱えていた缶をちゃぶ台におき、そのうちの1本のプルタブを開ける。

美津乃「あ、私も飲む飲む」

まだ立ち上がる所までは回復していないのか、ヨチヨチと四つんばいでちゃぶ台まで寄って来る美津乃。
その格好はワンピースの腰を彩っていたリボンは苦しくなったので解き、ムームーの様な状態になっていた。

美津乃「うひーつめたーい。生き返るぅ〜」

くはぁ〜〜と軽く震えながらゲータレードを流し込む美津乃。
瞬く間に350o缶は空になり、すかさず2本目に突入する。
ビールと一緒で一杯目は一気に、二杯目からはゆっくり味わうことにする。
なによりノンアルコール飲料はこの部屋には、水道水以外にはこれしかないのだ。
今や酔っ払い供にとってゲータレードの1適は血の1適に等しい価値を持っていた。
そのままチビチビと熱燗でも飲むかのようにし、トイレにも2回ずつ行くと、流石に酔いも醒めてくる。




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0ch BBS 2007-01-24