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【監督はなくとも】城山正の挑戦19【選手は育つ】


[797]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2010/12/28(火) 03:20:48 ID:NJ1Lx7fA
身を縮こまらせたまま薄目でこちらを城山を見ると1つ深く息を吐き、口を開く。

美津乃「……1回しか言わないから、よく聞いてね。……わ、私もシロちゃんのこと、すっすすすっ!
……嫌いじゃないよ。だから安心して」

肝心なところで言葉につまり、照れが最高潮に達してしまったため、下を向いて違う言の葉を選んでしまう。
びくびくしながらその様子を伺っていた城山には、その反応だけで十分だった。

城山(1回しか言わないって言ったわりには大事なことを聞かせてもらってない気がするけど……)

ガチガチになっていた体の力が抜けていくのを感じる。

城山「……ありがとう。これからもよろしく」
美津乃「……うん」

顔を見合わせて微笑みあう。
何が変わったわけではない。何も変わっていない、昨日と同じ二人だったが、昨日とは違う関係になった。
そのことが可笑しくて声を上げて笑いあった。少しはアルコールの影響も残っていたかもしれない。

美津乃「……はぁはぁ。おかしぃの」

滲んだ涙を拭う美津乃。

美津乃「笑いすぎて喉がカラカラ」

ゲータレードの最後の一口を飲み干すと、空っぽになったことを示すために逆さにして振ってみせる。


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