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【地獄戦士松山】ライ滝第十一話【猛毒戦士反町】
[161]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA
:2010/09/22(水) 11:09:36 ID:???
一方、最後の最後で同点に追い付かれてしまった南葛はといえば……
浦辺「石崎!?」
岸田「大丈夫か!?」
同点のショックもあったが、まずは落下した際打ち所が悪かったのか蹲ったままの石崎の元に選手達が駆け寄る。
そんな彼らが最初に聞いたのは、石崎の絞り出すような声だった。
石崎「畜生……この土壇場でブロックも出来ないで何がブロッカーだよ……俺は……!」
来ると分かっていたシュートをブロック出来ず、この試合で積り積もっていた劣等感が一気に噴出してしまう石崎。
その痛々しい姿に集まっていた選手達も何も言えずにいたが、そんな中魚住が無言で倒れていた石崎を助け起こした。
石崎「魚住さん……?」
魚住「あんまり一人で責任を抱え込むな。あのシュートを防げなかったのはお前だけじゃないんだ。
それに、まだ負けたわけじゃないんだしな」
池上「ああ。PKならキーパーがへばってる分俺達の方が有利だ。今流れは向こうだろうが、まだ勝てないわけじゃない」
岬「そうですね。石崎君、落ち込むのはまだ早すぎるよ(こういう所で細やかな気配りを忘れないのが人心掌握のコツ、っと)」
魚住に端を発し、各々が石崎を励ます(一部打算を含んでいる者もいたが)中、最後に中山が短く言葉を告げた。
中山「石崎……勝とう」
石崎「……ああ!」
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0ch BBS 2007-01-24