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【地獄戦士松山】ライ滝第十一話【猛毒戦士反町】


[269]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/09/30(木) 01:00:42 ID:???

――ここで、話は決勝前夜の両校の様子に遡る。
まずはふらの高校。

松山「いよいよだね義兄さん。明日東邦に勝てば念願の優勝旗を北海道に持ち帰る事が出来るんだ」

 競技場近くの公園にあるダンボールハウス内で、松山が嬉々とした様子で自身の夢である優勝旗持ち帰りを語る。
 その姿に、矢車はいつものように溜息を吐いた。

矢車「ハァ……松山、いつまで光を求めているんだ。俺達の目的は優勝じゃない。高校サッカー界に地獄を見せることだ。
   優勝旗持ち帰りなんて光を求めるな」

慈円手入「そうだぜマツヤマ。俺達が光を求めたって痛い目を見るだけなんだよ……」

 矢車に続いて遠い目をした慈円手入も松山に釘を刺す。

松山「う……ご、ごめんよ義兄さん」

矢車「わかれば良い……よし、お前ら集まれ」

 矢車は公園内に散らばっていた選手達を集めると、決勝戦のミーティングを開始した。

矢車「明日はいよいよ決勝だ。相手の東邦学園だが……はっきり言って日向のいない東邦学園は南葛よりも格下だ」

影山「なら明日は俺達の圧勝だね、兄貴」

○池「……だがここまで姿を見せていないだけで日向が決勝に現れる可能性は十分にある」

矢車「○池の言うとおりだ……日向が加われば東邦の攻撃力は一気に増す。慈円手入と影山、地獄マスクだけでは防ぎきれないだろう」


0ch BBS 2007-01-24