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【地獄戦士松山】ライ滝第十一話【猛毒戦士反町】
[288]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA
:2010/10/03(日) 20:59:45 ID:???
などという寸劇が公園で繰り広げられていた頃、東邦学園でもまた大きな出来事が起こっていた。
それは、ホテルで決勝に備えてのミーティングが行われていた時の事である――
藤川「……とまあ、予想に反して決勝に上がってきたふらのだが、チーム力自体は流石の一言だ」
反町「映像を見る限りじゃ松山と準決勝に出てきた矢車、それに○池と阿部瑠。MFの四人は全員が相当の腕ですね」
真須駆「それにFWの剣とか言う奴も中々手強いな。小田の方は問題外だが」
若島津「問題ない。ダイレクトシュートなら俺が全て叩き落とせば良い話だからな」
藤川「ダイレクトに関しちゃな。問題は松山のロングだ。
準決勝最後に見せた松山のシュート……あれを100%止めるってのは右肩を怪我してるお前にゃ酷な話だろ?」
若島津「……」
ズバリその通りなので押し黙る若島津。万全の状態であっても地獄シュートを連発されれば失点する可能性は低くはないのだ。
ましてメンテ不足で右肩の故障した今の状態でふらのを無失点に抑えるというのはほぼ不可能であると言えた。
藤川「幸い向こうさん守備には難があるようだし、明日はノーガードの殴り合いといこうや」
反町「殴り合いとは言っても松山を筆頭にふらののMFは守備も得意ですし、まともにぶつかればこっちの方が圧倒的に不利ですね……」
そう反町が不安げにつぶやいた所で、ミーティングを行っていた大部屋に一人の人物が入ってきた。
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0ch BBS 2007-01-24