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【地獄戦士松山】ライ滝第十一話【猛毒戦士反町】


[489]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/10/24(日) 22:24:36 ID:???

日向「………」

 さて目の前でそのような行動を取られた日向。
 彼は好物のコーラを捨てられた報復に渡されたグラブを引き裂き赤嶺の顔が恐怖に引きつるのを楽しもうかと考えるのだが……

日向(何故だ……この女の俺を豚のように見下す視線を見ていると……)

 日向と真紀にとって幸か不幸か、数ヶ月前ヒューガー本社に押し入ったさくらに哀れ奴隷とされてしまった日向は――

日向「……全く、なんで俺がこんなことをしなくちゃならねえんだ!」

 強気な女の命令に逆らうことのできない従順な豚と化してしまっていたのだった。

赤嶺「ねえあんた、今度はちょっとしゃがんでキャッチャーやってよ」

 その後しばらくキャッチボールを続ける二人であったが、やがて真紀は日向にキャッチャーをするように指示を出した。

日向(うぐぐ、人が逆らわないと思えばつけ上がりやがって……)

 と内心怒りに燃える日向ではあったが、やはり逆らう事が出来ずおとなしくキャッチャーとなる。

赤嶺「じゃあ行くわよ!」

 そう言うと真紀はストレート、カーブ、フォークと次々と日向に向けてボールを投げて行く。
 どれもこれも女子としては中々のキレを持ってはいたが、日向からしてみればスロー過ぎてあくびが出るような代物ばかりであった。

日向(くそ、早く終われよ……)

 などと日向が思っているなどとは露知らず、ここまで大人しく自分に従う日向の姿に真紀の方は逆に上機嫌となる。


0ch BBS 2007-01-24