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【地獄戦士松山】ライ滝第十一話【猛毒戦士反町】
[518]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA
:2010/10/25(月) 22:15:08 ID:???
実況「慈円手入君余裕の態度で時間を稼ぎながらボールを奪取! この試合の彼は一味違います!」
慈円手入「さーて、いきなりけっ躓いちまったが焦りは禁物だな。
マツヤマ、ヒューガとやり合う時間はまだまだたっぷりある。しばらくは遅攻で体力を温存しろ!」
松山「……ああ、分かってるよ」
慈円手入の指示に不満げな表情を浮かべたものの、松山はそのままボールを渡さない事を第一にしたパスワークを開始する。
実況「さあふらの、ここで十八番のパスワークです。これはいきなりの阿鼻叫喚攻撃で消耗した体力を押さえる作戦でしょう」
その後、日向が全く動かない事もあり東邦はふらののパスワークを遮断する事ができず、そのまま五分の時間が過ぎた。
松山「そろそろ皆息が整ってきたみたいだな……それじゃあ頼むぞ、阿部瑠」
阿部瑠「俺をご指名かい? 嬉しい事言ってくれるじゃないの」
全員の調子が整ってきた事を確認した松山はそのまま同じサイドの阿部瑠にパスを送った。
実況「松山君からボールを受け取った阿部瑠君、そのままドリブルを開始しました! いよいよふらのの攻撃再開です!」
瀬文「やべっ!?」
ゆったりとしたパスワークから突然のドリブル攻撃に、反応が遅れてしまう瀬文。
その瀬文をすり抜け、阿部瑠は東邦陣地に切り込んでいく。
だがその阿部瑠の前に一人の影が立ち塞がった。日向と共にこの後半から途中出場した東邦の正ボランチ、東條である。
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0ch BBS 2007-01-24