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【悩める】ファイアーモリブレム21【若者達】
[507]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/10/09(土) 21:34:48 ID:???
>松山
森崎はマンチェスターの一団の中にいた松山に声をかけると、バルコニーへと場所を移す。
松山「……こうしてお前と二人きりで話す機会って、あの夜の個人特訓以来か?」
森崎「ん…ああ。そういえばそうだな」
松山「ヒールリフト。あのときはまったく上手くできなかったが、今ではおかげさまで自分のモノにできたぞ」
森崎「それが今ではお前のキープ力を俺が学んでるんだもんなァ。人生どう変わるか分からんぜ本当に」
自分の派閥に属していない物に肩入れする暇など無い。
森崎の持論からすれば、以前の松山は翼派閥の邪魔物に過ぎず、
戦力的に外すことが好ましくないから、特に手を触れることもせず距離を置いた関係を続けていた。
だが、厄を撥ね退け、本来の誠実さと気の強さを取り戻した今の松山は
森崎にとって、頼れる全日本の同士という存在にまでなっていたのだった。
森崎「確か、その時だよな。お前のハチマキに関して深く話し込んだのは」
松山「ああ。そこで俺は自分の今までの行いを深く後悔し……
そして幸運にも過去に遡ってこの藤沢のハチマキを取り戻すことができた。
…あのころのお前は、俺のことを疎ましく思っていたんだろうな。
自分の感情を周りに押し付けて、一人で勝手に盛り上がったりしてさ…」
森崎「まぁ、正直に言っちまえばそうかもな。見ていて痛々しかったことこの上なかったぜ」
松山「そ、そこまでいうかよ…ハァ」
軽くめまいを覚えて頭を抱える松山。それだけ今までの自分が間違っていたことを認識しているのだろう。
森崎はそんな様子を見て、少し噴出してしまう。松山は顔を赤くして拳を握って言い返す。
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0ch BBS 2007-01-24