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【悩める】ファイアーモリブレム21【若者達】


[526]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/10/10(日) 22:40:53 ID:???
松山「お前が話があるって誘ったくせに……まぁいいさ。
   ……森崎。体を大事にな。戦う世界は違うが…お前は同じ全日本の仲間だから」

森崎「……おう」

こうして森崎は松山と別れ、自分の部屋へと向かっていった。
明日からはまた命がけの生活に、暗黒戦争へと身を投じることになるのだから。
そして自分の部屋の前までたどり着くと、見知った人影を見つける。

森崎「片桐さんじゃないですか。どうしてここに?」

片桐は相変わらずタバコを咥えており、煙を吐き出しながらこちらの方を向く。

片桐「ああ。仕事を片付けて急いで戻ってはきたものの閉会式に間に合わなくてな。
   結果は妹から聞いている。……色々と苦戦をしているようだね」

森崎「うっ!……まぁ、はい。結果は嘘をつきませんから。俺自身も納得はしてません」

下手に言い訳をすることはせず、森崎は少し顔を俯かせた。
日向を完璧にシャットアウトをしたといっても、この大会の自分の成績は
とても誉められたものではないことを理解していたからである。

片桐「ならば、君にとっては朗報だ。君の力を落とそうとした者の検討がようやくついたのだ」

森崎「な……なんですって!?」

そもそも自分がこのアカネイアで生活する羽目になったのは、リセットの権限を持つ誰かが
森崎の様々な強化を無かったことにして、森崎の力を著しく下げようとしていることから始まった。
その行為から森崎を守るために、リセットの効果が通じない世界。
リセットの力を片桐たちに渡した人物の故郷、アカネイアへと移動させることになったのである。

森崎「俺の力を無かったことに使用とする奴が消えれば、もう俺はここにいる必要は無くなる…ってことですよね?」


0ch BBS 2007-01-24