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【悩める】ファイアーモリブレム21【若者達】
[531]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/10/10(日) 22:47:16 ID:???
森崎「もしも変化がおきれば、俺はまたこのアカネイアに強制送還されるんですね」
片桐「……日本に戻る時期は君が決めてもらって構わない。なんなら今すぐにでも」
森崎「少し考えさせてください。こちらの仲間たちとの事情もありますし」
吐き捨てるように言う森崎に対し、片桐は静かに肩に手を置いて言う。
片桐「君の気持ちは分かる。だが、私は全日本に対して中立でなければならない立場なのだ。
誰かに特別に肩入れすることはできない。若林に対しても、君に対してもだ。
残酷なことを言うようだが、若林の影響で君の能力が落ち…
他の者の能力が相対的以上に伸びた場合、遠慮なく私は君を見捨てるだろう」
森崎「!」
片桐「…だが。今の君には仲間がいる。先の大会、結果は芳しくなかったかもしれんが
君の力の本分は仲間と共にあることで生まれると私は思っている。
仲間を大事にしなさい。もしも君の力が失われることがあろうとも、
君が信頼し、信頼される仲間たちは、決して君を見捨てることはしないだろうから」
そこまで言うと、片桐は森崎の方から手を離し去っていった。
森崎は小さくなっていく片桐の背中から目を逸らすと、力なく自室の扉を開け、体をベッドへと投げ出した。
森崎「(ちくしょう……中山……俺は……俺はどうすればいいんだよ……!!)」
全日本の力の向上に繋がる以上、若林の暴挙を止めるにはサッカー協会の力は頼れない。
一度自分が地球へと戻り、若林に直接会って真実を確かめる必要が出てくる。
だが、今自分はアカネイア同盟軍にお世話になっている身でもある。
突然責任を放り投げて姿をくらますには、残念だが彼らと仲良くなりすぎていた。
森崎「(日向の問題が片付いたと思った途端これかよ。ちくしょう……!)」
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0ch BBS 2007-01-24