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【Somewhere】黄金のジノ3【Over the Rainbow】
[716]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI
:2010/11/01(月) 23:10:49 ID:???
食事の後、フランツ達と別れる。
別れ際、ナオミがジノに声をかけてきた。
ナオミ「…ヘルナンデスくん、アズリーニを目指してるのよね?」
ジノ「はい。」
ナオミ「なら、忠告しとくけど…焦って行動すると、絶対失敗するから。…特に、キーパーは。」
ナオミの言葉に、ジノが目を剥く。
ナオミ「…言いたい事はわかるし、焦って当然なんだけど…今の時点での移籍は考えないほうがいいわ。」
ジノ「…何故です?」
ジノの言葉に、ナオミはため息と共に言った。
ナオミ「経験と実績が無いからよ。ブッオンの例は、かなり特殊な例。
普通、キーパーは30過ぎて一人前と言われているわ。それだけ経験がいる。
…考えてみて。レンタル移籍の実績も経験もない若い選手を、キーパーで使うチームがいくつある?
Aは、全て不動の守護神がいるし、キーパーがポジションを奪う事が、どれだけ大変な事か…あなたならわかるでしょう?」
ジノ「……………。」
ナオミ「焦って移籍して、結果潰れた選手も多い。…モデナだと、ディノくんなんか、モデナに来るまで本当に苦労してたわ。
彼は…ウディネーゼに移籍して、3年…モデナに完全移籍するまで、2試合しか出てない。
去年、試合勘を取り戻すのに相当苦労してたわ。」
ジノ「…………。」
ナオミ「だから、まずは足元を固めておくほうが良い。そうすれば、アズリーニだってあなたを放ってはおかないわよ。
…これは、おばさんの忠告よ?」
にこり、と笑うナオミ。
ナオミ「それじゃ、また会える時に会いましょうね。」
ナオミは、そう言うとフランツの元に走って行った。
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0ch BBS 2007-01-24