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【Somewhere】黄金のジノ3【Over the Rainbow】


[947]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/23(火) 20:09:41 ID:???
パタリロ「諸君、おはよう。」
マライヒ「腕だけで抑えようとしてないか?」
パタリロ「……諸君、おはよう。」
松田「胸キャッチの練習とか…」
パタリロ「…………諸君…………」
アイン「難しいな…」
パタリロは拡声器を持ち、叫んだ。
パタリロ「諸君!!」
マライヒ「何だよ、パタリロ!」
耳を押さえたマライヒが、苦情の声を上げる。
パタリロ「気付いてるなら、返事位せんかい〜!」
得意の、妖怪のような格好で叫ぶパタリロ…。
マライヒ、松田「きゃーーっ!」
次の瞬間………アインの拳がパタリロの顔面を捕らえた。
アイン「な、何だ、この妖怪は!」
派手に吹き飛ばされ、地面を転がるパタリロ…。さすがにやり過ぎたか、とアインがパタリロを見るが…
パタリロ「というわけで、視察に来た。しっかりやっているか?バンコラン。」
ノーダメージのように立ち上がるパタリロ。
アイン「………………」
アインは、近くにいたジャッカルの弟に手招きした。
ジャッカル弟「どうした?」

…………彼の身に起きた不幸は、割愛する…………。

アイン「やっぱり俺は強いじゃないか。」
マライヒ「パタリロが異常なだけだから、気にしなくていいよ。…例えば…」
マライヒは、パタリロの後頭部に目掛けてナイフを投げる。
すこん、といい音と共にナイフが刺さるが、パタリロは倒れもしない。
マライヒ「ほら、効いてないだろ?」
アイン、松田「おー。」
パタリロ「痛いわーっ!」
5本位刺さった所で、パタリロは、ようやく苦情の叫びを上げたのであった…。


0ch BBS 2007-01-24